最近、月曜クラスのある生徒さんと久石譲のピアノ曲を
何曲かレッスンしています。
彼女とは、もうかなり長く一緒にレッスンしています。
ソナタアルバムを弾きこなせる位の腕なのですが、
クラシックだけにこだわらず、いろんなジャンルに
挑戦している有望な人なのです(^^)
前回は「Summer」や「千と千尋の神隠し」そして今は
「もののけ姫」の中の曲をレッスンしています。
二人で「久石譲の曲って、なぜ宮崎アニメに合うんだろう?」と
考えてみました。
「すごくきれいなメロディなんだけれど、どこかに
不協な感じの和音が入って、それが何だか良いね」
「宮崎アニメもすごく素直で綺麗な絵なんだけど、
テーマはけっこうシビアでピュアで、不思議に印象的だし。」
「なんか共通性があるんだよ、きっと。
クラシック音楽の古典時代から引き継いだものに
現代の感覚を結び付けてるっていうか・・・。
“楽譜を読む”って、音符を読むことじゃなく、実は
白い何も書いてないところかもしれないね~」
みたいな話をしています。
音楽って不思議ですね。
そしてそんな話ができるまで成長した彼女がとても
素晴らしいなと、嬉しく思ったレッスンでした。
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